一般的な場合はオーナー&経営者を一人でやってます。
ところがこれがうまくいかない。
しかも不動産賃貸の場合は長年やるものですから
大体賃貸物件のオーナーはお年を召されているケースがほとんどです。
不労所得など言いますが
もっているだけでなく経営をしないと成立しません。
どの経営でも同じで
時流に沿った変化が求められます。
経営者とは
誰でもなれますが
責任と努力を伴うポジションです。
所有権が移行する前に経営だけ引き継ぐのが望ましいと考えます。
たいていは息子さんへ引き継ぐことになるとは思いますが
仮にそれで経営がうまくいかなかったとしても仕方ないことです。
どの道
相続した後にうまくいかなくなることが
事前に表面化するわけで
皆で協力できる時期に引き継いでおけば
一緒になって取り組むことができます。
業者さんに何かを頼むとなるとコストがかかります。
それは作業の大小にかかわらずかかるもので仕方ありません。
手数料、出張料、作業料、人工・・・
表現はともあれ
人が動く以上
仕方ないものです。
だから
たいしたことない作業=人件費が高いなあと思うような作業は
自分でやったらいいです。
自分でやらない場合=業者さんに依頼する場合はコストがかかります。
誠実な業者さんなら結構ですが
値段があってないような世界なので
必ず見積もりは出してもらい確認してから
依頼をかけるようにしましょう。
自分でできるのは
見積もりやその時の対応を参考に
業者さんを選ぶことです。
昔から付き合いがある業者さんなどは
見積もらない作業をしようとするケースが多いようです。
昔良かった業者さんでも
2~3年たつと様子が変わっているというのは良くある話です。
必ず数社に見積もってもらって
ベストチョイスしましょう。
一緒の方向を向いて
一緒に考えてくれる業者さんを確保することが非常に大事です。
それは仕入、営業、管理などすべてにおいて共通です。
一般的な工務店やインターネットの業者ではそれらは実現するのは困難です。
ということで
割り切ってすべて「自分でやる」スタンスから入るといいと思います。
誰かに何かを頼むと不十分な仕事が目に付きますしコストも割高です。
あくまで自分主体で行えば
労働力と時間の投入によってコストは軽減されます。
その上でどうしても自分でできないものは
外注するといいと思います。
昭和の終わり頃
バブルで猛烈だったあの時期
プラスティックの再生加工業を行っていた父親が
信用金庫に
賃貸ビルを建てませんか?と奨められ
当時の景気の良さも手伝って
建てれば誰でも儲かる!とのムードの中
信用金庫からの資金調達が極めて容易にできたため
思い切って工場を閉め
賃貸経営一本に切り替えました。
なにせ当時は銀行にお金を預けていたら
4%程度の利回りが期待できました。
郵貯あたりは10%の頃もあったわけで今思うと考えられないような時代です。
一億円あったら銀行に預けてそれで暮らそう
なんて発想があったのもその頃までです。
賃貸経営といっても
何も知らない工場のオヤジが
億の資金をすべて借入して
しかも6%程度の金利で借りてです。
不労収入と当時でもいわれていた不動産賃貸業(=大家業)ですから
誰も負けるなんて思っていなかったのです。
簡単に賃貸経営を何も知らない大家さんが生まれたのです。
Design by TUNA