多くの大家さんは面倒がって
自分の商売道具であるビルのことを知ろうとしません。
工務店あたりに
丸投げで依頼します。
良くわからないから
プロに任せようと。
大抵の業者さんは
残念ながら
こちらもことなど微塵も考えてくれてない
と思った方がいいです。
専門分野のことは彼らはプロかもしれませんが
その賃貸ビルのプロは大家さんしかなれません。
プロの大家さんが
プロの専門業者さんを使いこなすからこそ
一つのプロジェクトが機能します。
一般的に最初にビルを建てた業者さんに
引き続き面倒見てもらえるのがそりゃ理想です。
ところが
時の流れる間に
当時はベストチョイスだったとしても
そうでなくなるケースが非常に多いです。
工務店さんなど
昔からお世話になっているから・・・
なんてそのままの業者さんを利用されている方々多いようです。
理由はともかく
一旦視野を広げて見直してみるとよろしいかと。
そもそもの関東の商慣習で多いのは
2年間で更新とする
↓
更新時は更新料とは別に
更新手数料を新賃料の一か月分仲介業者さんに支払うこと
特に必要ない作業です。
よって五月女ビルでは
2年間の契約満了時に退出の申し入れがない限り
契約を自動的に2年間延長する
という契約条項を入れてます。
借主さんも貸主さんも
余計な手間もかからず
余計なコストもかからず
何も問題ないです。
仲介業者さんが作ったつまらない商慣習は
現代風に最適化したらいいです。
今では一部の業者さんは
更新時の手数料に関して良心的な仕組みにしているところもあります。
そういうところは他も良心的である可能性が高いです。
地元の不動産屋さんを
取引中止になんかしちゃって大丈夫かしら・・・
大丈夫です。
粗悪な業者さんを
一部の人が甘やかして
お付き合いしていたりするから
かえってレベルが上がらないんです。
今時ふんぞり返っているような業者さんに
頭を下げて付き合っている場合じゃないです。
この業界は昔から
業者さんの方が偉そうです。
大家さんはもっと自分の事業に対して勉強して
不動産屋さんを活用できるようになったらいいと思います。
やむなく取引を中止する不動産屋さんがでてきます。
ではそこの不動産屋さんで紹介された方はどうなるか?
どうにもなりません。
別に管理契約を結んでいるわけでないですから
お客様が不安にならないように対処してあげればいいです。
直接契約なんてできるの?って質問されますが
大家さんとお客様は直接契約するものです。
知識がない方や
お客様を探せない方の代行を業者さんはしているのです。
私のところでは不動産屋さんの契約書のフォームとは別に
直接契約用の契約書をつくっております。
事情を丁寧に説明すれば
皆さんわかってくださいます。
問題なのは間に業者さんがいないことで
トラブルが起きるんじゃないかという不安です。
取引停止になるところは
間に入っている方がトラブルになるわけで
そのあたりの経緯を説明すれば
ご理解いただけるはずです。
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