大手さんが取り仕切る賃貸物件の設備の充実は凄いです。
いくら向こうを張ってもかなわないと思います。
築年数が経過している物件は
かえって極力設備を設けないというのも
一つの特徴になるかと。
管理費用が減らせる分
その分賃料を下げらることも可能です。
設備は大家さんの負担で直します。
長く使っていると
当然トラブルがあります。
トラブルに対応するのにもコストが掛かります。
そして最新型に切り替えるのにもコストが掛かります。
設備はあればあったら
借主さんは良いと思います。
ただし最新のものに限ります。
エアコンだってなんだって
消費電力は最新型のが少ないです。
エコです。
一昔前のエアコンなどが設備としてあっても
かえってコストも掛かるし
借主さんにとっては迷惑になります。
大方は底打ったという認識だと思います。
私もそう思います。
問題なのは
不景気の時などに
価値を見直す作業が始まると
良い物の評価が進み
そうでないものは完全に競争力を失います。
そうして
最適化されることによって
全体がスリムになります。
そしてまた景気がよくなると
たいして魅力のないものでも
何とか価値を見出そうと思って
商品化されます。
この繰り返しです。
よって
すべての商品は
本物でなければいけないのです。
現在は本物のセレクションが東京で完了した。
くらいの認識で
それが底を打ったという表現といっていいかと。
これから東京の周辺に
セレクションの対象が移動します。
そして現在東京で価値を見出されなかった物件は
価格の下落はまだまだ止まらないと思います。
それでも
底を打ったという表現で適切かと思います。
客付け業者さんが営業しやすいように整えるのは
大家さんが自分でできることです。
多くの業者さんは自ら物件を見にくることすらしません。
写真などの画像や平面図を用意するのはもちろんですが
できることなら
実際に物件を見に来てもらえるように段取りましょう。
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